なぜ「かゆみ」はなぜ起こるのか?
かゆみで勉強に集中できない、かゆくて夜も眠れない……
かゆみさえなんとかなれば、どれだけ毎日がらくになることか
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
皮膚のかゆみは、アトピーの患者さんを悩ませる最大の悩みですね。
つらいアトピーが治るためには、
「かゆみ」や皮膚の自然のしくみをよく理解しておくことが近道です。
実は「かゆみ」には大きく分けて2つの種類があり、アトピーを克服するためには、これらをきちんと区別して理解しておかなくてはいけません。
「①皮膚の炎症によって起こるかゆみ」
まず1つは、アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎(かぶれ)などのように
「①皮膚の炎症によって起こるかゆみ」です。
ダニや細菌、ウイルスなどの外敵が侵入すると、体の防御反応として患部に血液中から白血球(リンパ球)などの免疫細胞が送り出されます。そのさい、白血球が血管と患部を行き来しやすくするために、血管の壁を広げる「ヒスタミン」という物質を放出し、これが神経を刺激してかゆみが起こるのです。
外見上は皮膚が赤くはれて、皮膚の奥からかゆみが沸き起こってくるような感覚を伴います。具体的には、蚊に刺されて皮膚が赤くはれたときのかゆみが、このタイプのかゆみに分類され、アトピーの症状として現れるかゆみも①に当たります。
「②皮膚に刺激物や異物がついていることを知らせるかゆみ」
もう1つは、まつ毛が頬についたときや日焼けによって皮がむけたときなどのように、「②皮膚に刺激物や異物がついていることを知らせるかゆみ」があります。
たとえば、まつ毛が頬についたとき、何となくむずがゆくなって無意識に手でかいて払い落としたりしませんか。皮膚表面に何かが触れると、これを知らせるために「かゆみ」という信号(感覚)が発せられます。そこで私たちがその部位を手でかいて皮膚についた異物を払い落とすと、かゆみの信号も出なくなります。
外見上も皮膚が赤くはれることはなく、かゆみも比較的皮膚の表面付近に感じます。傷や炎症が治りかけのとき、かさぶたや古い皮がはがれかかってかゆみの出ることもありますが、これも②のかゆみに該当し、炎症によって起こるかゆみとは異なります。
そして、かさぶたや古い皮がむけたときのかゆみは、
多かれ少なかれ正常な皮膚に戻る過程で必ず生じるものなのです。
このように、ひとくちに「かゆみ」といっても、
①と②ではタイプが全く違います。
傷や炎症が治りかけのとき、かさぶたや古い皮がむけて起こるかゆみは②に当てはまるので、アトピーの症状として起こる①のかゆみといっしょに考えてはいけないのです。
しかし、実際のところ①と②は区別されることがなく、「かゆみ」という言葉でひとくくりにされています。患者さんだけではなく、医師や薬剤師の場合も、きちんとかゆみの種類を区別している人は少ないのではないでしょうか。
事実、①の炎症によって起こるかゆみ(ヒスタミンによるかゆみ)に対して、皮膚の乾燥や皮がむけるのを防ぐ保湿薬が処方されている場合もあります。
逆に、皮膚が赤くはれ上がることもなく、かさぶたや古い皮がむけかかっていることを知らせる②のかゆみ(異物の付着を知らせるかゆみ)に対してまで、抗ヒスタミン薬が処方されている人もよくみかけます。
それぞれ、かゆみの原因と関係のない薬が処方されていれば、いつまでたってもかゆみが消えないのは当然で、場合によっては、皮膚の新陳代謝を妨げることにもつながります。
以上 書籍【薬に頼らずアトピーがよくなる7つのカギ】
◆第1のカギ 自然治癒力のしくみより
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【薬に頼らずアトピーがよくなる7つのカギ】
(目 次)
はじめに
◆序章 アトピーは治らない病気ではない
悪戦苦闘して行き場を失っているアトピー難民
約30年で倍増したアトピーの患者数は45万人以上
そもそもアトピー性皮膚炎ってどんな病気?
病院で行われている「標準治療」とは
医師も患者のステロイドに頼らざるをえない事情
患者さんの約20%は非アレルギー体質
子供のアトピーはお母さんにとってもツライ
職場も苦労が絶えない大人アトピー
症状と身体的特徴に関連性があった
治療経験から導き出した『7つのカギ』
◆第1のカギ 自然治癒力のしくみ
皮膚の構造を知ることが基本
皮膚は3つの層が重なり合っている
細胞の新陳代謝が健康で丈夫な肌を作る
「かゆみ」には2つのタイプがある
新陳代謝は空気に触れてこそ活発になる
かゆみを我慢できなときに必要量だけ使う
免疫力をつける段階でステロイドを使うリスク
◆第2のカギ 薬の使い方
薬の実態は化学合成物
ステロイド薬は5つのランクに分類される
万能のステロイド薬は副作用もともなう両刃の剣
薬は塗る場所によって吸収率が違う
どのタイプの塗り薬も過剰な使用は皮膚を弱める
薬剤の中止や減量によって起こるリバウンド現象
リバウンドの経験パターン
薬の使い方を見直してアトピーが改善した例
薬との距離感を見直してみよう
その薬の使い方は自然治癒力を弱めていないか?
◆第3のカギ 真のスキンケア
スキンケアの目的とは?
保湿薬の過剰な使用に注意
《スキンケアの基本①》脂まみれの汚れはお風呂でしっかり落とす
《スキンケアの基本②》肌のカサつきや乾燥をやわらげる石けん2度洗い
《スキンケアの基本③》皮膚を傷つけない「かゆみ」の対処法
《スキンケアの基本④》かゆみをやわらげる手足マッサージ
◆第4のカギ 体のゆがみの調整
体のゆがみがアトピー体質の要因になっている
体のゆがみは全身に影響する
体がゆがむと自律神経や血液循環も悪化
ゆがみのタイプと病気には相関関係があった
姿勢や動作に無関心でいるとゆがみは悪化
体のゆがみを自分でチェック
体のゆがみを招きやすい姿勢や動作
アトピー体質を改善する『ゆがみ改善エクササイズ』
◆第5のカギ バランスのいい食事
人の体は食べた物からできている
5大栄養素をバランスよくとることが最も大切
日本人はミネラルの摂取量が不足している
アトピーの人の食生活にみられる問題点
糖質や資質の取りすぎは炎症を悪化させる
自分に不足している食品を要チェック
消化がよく、デトックスしやすい和食がおすすめ
◆第6のカギ 睡眠の質の向上
就職後にアトピーが再発した女性の問題点
睡眠時に最大の自然治癒力が発揮される
睡眠には「浅い眠り」と「深い眠り」の2種類がある
最低でも6時間、できれば7時間半が理想
ぐっすり眠るための睡眠環境と就寝前の準備
◆第7のカギ ストレスの軽減
心の状態が身体機能に影響する
ストレスは炎症やかゆみを増幅させる
気持ちの切り替えが早い人は治りも早い
あなたのポジティブスイッチをONにする
気持ちを整理するアトピー日記
視線を少しずらせば明るい未来が見えてくる
7つのカギで扉を開けて本来の肌へ
◆終章 すべての扉を開けた人たちの体験談
アトピー完治の光が見えてきました(10歳 小学生女子の母親)
かゆみが治まって無事志望校に合格しました (14歳 男性中学生)
かゆみから解放されて涙が出るほどうれしかった(27歳 男性会社員)
薬を使わずにふつうの生活ができています(33歳 女性会社員)
海水浴をしても皮膚がしみないことに感激した(18歳 男性高校生)
生活指導のおかげで薬を使わずに湿疹が治まってきた(49歳 女性会社員)
全身に広がったアトピーが2年で目立たなくなった(37歳 男性会社員)
おわりに
・お子さんを薬剤漬けにしたくない親御さん
・病院でステロイド剤を勧められた方
・ステロイド剤を使用してもよくならない方
・ステロイド剤をはじめ薬剤を止めてもよくならない方など、
健康で丈夫な身体になるように、一緒にがんばりましょう!!
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